日本

日本人を支配する場の「空気」

目に見えないけど、かなり支配されてませんか?

空気ってなんだ?

場の空気って意思決定に影響を及ぼすことがないでしょうか?
目に見えない空気ですが、なぜか空気に飲まれて黒を白と言ってしまうことがあります。

「当時の会議場の空気から言ってこう決断するしかなかった・・・」
「当時の空気を知らないからそのようなことが言えるのだ!」とかね。

山本七平著の「空気の研究」という本があります。
この本で戦艦大和についての一文があります。

驚いたことに、「文藝春秋」昭和五十年八月号の『戦艦大和』(吉田満監修構成)でも、「全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う」(軍令部次長・小沢治三郎中将)という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人々にはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確な根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至(ないし)根拠は全くなく、その正当性は専ら「空気」なのである。従ってここでもあらゆる議論は最後には「空気」で決められる。

空気・・・
これ現代も同じではないでしょうか?
現在進んでいる増税の論議も、財務省とマスコミが「増税やむなし」の空気を見事に作り上げています。そのため、その空気に飲まれた政治家、国民は反対派の論拠すら無視し、景気が腰折れするとわかっていながら無謀な決断を迫っています。

また、次のような記述もあります。

従ってもし日本が、再び破滅へと突入していくなら、それを突入させていくものは戦艦大和の場合の如く「空気」であり、破滅の後にもし名目的責任者がその理由を問われたら、同じように「あのときは、ああせざるを得なかった」と答えるであろうと思う。

まったく恐ろしい話です・・・
しかしあり得る話だから困ります。

空気を入れ替えよう

増税の決断まで残り時間は余りありません。
安倍総理の周りは増税を押し進めていますが、昨日の肉声を聞く限りまだまだ戦う余地はあります。
小耳に挟んだ話によると、1(反対)対9(賛成)だった自民党内の状況が3(反対)対7(賛成)まで盛り返しているそうです。

今出来ることをしましょう。
国民に出来るのは、財務省、マスコミが作った汚い空気を入れ替えることです。
そのために地元の議員、各省庁に電話、メール、FAX、Facebookでのコメントで増税反対の意志を示しましょう。

「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))
「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))

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