気になってやることあるのに手につかない。
情報が錯綜している
今日は10月1日です。
マスコミ情報だと今日増税が決定する「らしい」です。
朝っぱらから安倍総理増税決断、夕方記者会見というニュースが出ていました。
しかし正式に記者会見をやるという情報はなく、午前の菅官房長官の会見でもよくわからず・・・
日銀短観は9時前に発表されました。
→日銀短観(要旨)(2013年9月)
9月の日銀短観、大企業製造業の景況感がプラス12に大幅上昇 安倍首相が消費増税表明へ
産経新聞 10月1日(火)9時4分配信日銀が1日発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI=「良い」から「悪い」を引いた割合)が、大企業製造業でプラス12となり、前回6月調査(プラス4)から8ポイントの上昇となった。改善は3期連続で、平成19年12月(プラス19)以来、5年9カ月ぶりの高水準となった。
堅調な米国経済や円安の定着による輸出の持ち直しや、消費が底堅く推移し、企業の好業績が続いているのを反映し、幅広い業種で企業心理の改善が一段と進んだ。
景気の回復基調が確認できたのを受け、安倍晋三首相は今夕、現在5%の消費税率について、来年4月から8%へと引き上げることを表明する。
どうも5年9ヶ月ぶりの高水準というのをどこも推していますが、5年前も結局デフレだったような・・・
そしてこれは一部の見方で、懐疑的な意見もあります。
短観の結果ってそんなによくないと思うのだが。全般的に頭打ち感ありあり。設備投資計画も平均的な修正パターンの踏襲で、正直いって「あれっ?」っていう感じ。なんか勢いが止まりつつある感があるが、本当に消費増税大丈夫?
— 安達誠司 (@seiponbanzai) October 1, 2013
短観 上方修正が予想されていた大企業設備投資計画は6月時点と変わらずで5.1%。景況感、利益率の改善は設備投資の積極化に繋がっていない。設備投資計画の伸びは、2011、12年よりも低く、大企業は設備投資に慎重。なお中小企業の設備投資は例年通り上方修正され、12年と同程度の伸び。
— 村上尚己 (@Murakami_Naoki) October 1, 2013
循環的な景気の動きを示す短観で、大型緊縮財政の是非を判断するのが、そもそもおかしいわけですがね。つまり、短観どうたら言っている段階でおかしい。大幅な需給ギャップを抱える中で、引き締め政策始めるのか。意味不明としか言いようがない。
— 村上尚己 (@Murakami_Naoki) October 1, 2013
これで果たして増税していいのでしょうか?
さりげなく失業率悪化
失業率は悪化している模様です。
8月の完全失業率 悪化して4.1%
NHKニュース 10月1日 9時40分8月の全国の完全失業率は4.1%で、前の月に比べて0.3ポイント上昇し、6か月ぶりに悪化しました。
総務省によりますと、8月の就業者数は6310万人で、前の年の同じ月に比べて29万人増えて、8か月連続で増加しました。
一方、完全失業者数は271万人で、前の年の同じ月に比べて6万人減って、39か月連続で減少しました。
ただ、季節による変動要因を除いた完全失業者数は前の月と比べると21万人増えていることなどから、全国の完全失業率は4.1%で、前の月に比べて0.3ポイント上昇しました。
全国の完全失業率は緩やかに改善する傾向が続いていましたが、ことし2月以来、6か月ぶりの悪化となりました。
これについて総務省は、「自発的に離職した人の数が前の月より8万人も増えている。景気が回復基調にあるなかで、より条件のよい仕事や職場を求めている人が増えているのではないか」などとして、雇用環境は必ずしも悪化していないという見方を示しています。
このような状況での増税判断は意味不明です。
ここで経済を引き締めて、果たしてデフレ脱却と経済成長が達成できるでしょうか?
ここで増税というブレーキを踏まなければ伸びるのに、わざとブレーキを踏もうとする。
総理の英断に期待しましょう。