本紹介

政治の質は国民の質

天は自ら助くる者を助く

期待するなら己にしよう

人へ過度な期待をすると、ふとしたときに絶望するときがあります。
今回の消費増税。安倍総理に絶望した人も多いでしょう。

総理だけでなく、日本のあらゆるものに絶望したかもしれません。
ここで間違ってはいけないことがあります。それは過度な被害者意識を持たないことです。

「自分は裏切られた被害者」
このように考えては絶望しかまっていません。
今回の件で僕は力のなさを痛感しました。そんなときふと自助論を思い出します。

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫

この本は僕の大好きな本で、明治時代に学問のすゝめとともにベストセラーになった本です。

この中に次のような一節があります。

政治とは、国民の考えや行動の反映にすぎない。どんなに高い理想を掲げても国民がそれについていけなければ、政治は国民のレベルまで引き下げられる。逆に、国民が優秀であれば、いくらひどい政治でもいつしか国民のレベルにまで引き上げられる。つまり、国民全体の質がその国の政治の質を決定するのだ。これは、水が低きに流れるのと同じくらい当然の論理である。
立派な国民がいれば政治も立派なものになり、国民が無知と腐敗から抜け出せなければ劣悪な政治が幅をきかす。国家の価値や力は国の制度ではなく国民の質によって決定されるのである。

国民の質・・・・
これこそ本質ではないでしょうか。学問のすゝめでも似たような部分がありますが、この考えを今一度思い返しましょう。
誰かに期待するよりも、自らが変えてやるという意志が必要です。

たとえば、暴君に統治された国民は確かに不幸である。だが、自分自身に対する無知やエゴイズムや悪徳のとりこになった人間のほうが、はるかに奴隷に近い。
奴隷のような心を持った国民は、単に国のリーダーや制度を変えただけでは囚われの身から解放されはしない。
政治の力だけで国民を救えると言うのは実に危険な幻想なのだが、このような考えはいつの時代にもはびこりやすい。しかも、多大な犠牲を払って国の変革が成し遂げられようと、国民の心が変わらなければ、その変革はほとんど功を奏さないだろう。

この考えが国民にもっと浸透しない限り、戦後レジームの脱却など夢のまた夢です。
政治の質は国民の質の反映である。それを心に刻み込んで今後も頑張りましょう。

10月6日のCGS公開収録で自助論について少し話したいと思います。
修身の収録は6本なので、多少時間があまります。余った時間で自助論についてお話をします。
この話はネットに公開されない公開収録限定なので、是非お越し下さい。

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