自然の脅威には勝てない。
フィリピンの台風被害は甚大
<比台風>死者2344人 略奪中に壁倒壊8人死亡
毎日新聞 11月13日(水)
【セブ(フィリピン中部)佐藤賢二郎、岩佐淳士】台風30号が直撃したフィリピンの国家災害対策本部は13日、死者数が2344人に上ったと発表した。被災地では食料など物資不足が深刻で、略奪中に倉庫の壁が倒壊し8人が死亡したほか、略奪目的の武装した住民と治安部隊が銃撃戦を行ったとの情報もあり、治安は悪化の一途をたどっている。被災地では食料や飲料水、医薬品などが極端に不足し、略奪が横行。AP通信などによると、被害が大きいレイテ島北部の中心都市タクロバンの西約17キロのアランアランでは13日、米を備蓄していた政府の倉庫に被災者が殺到。その際に壁が倒壊し8人が死亡した。
また、地元テレビ局は軍関係者の話として、タクロバン近郊の村で物資を略奪しようとした男たちと治安部隊との間で発砲があったと報じた。詳細は不明という。
セブ島に避難したレイテ商工会議所の関係者は「早く治安を確保してほしい。このままでは町は略奪者によって完全に破壊されてしまう」と、地元紙「サン・スター」に訴えた。別の放送局は「台風が(タクロバンを)絶望と怒りの街に変えてしまった」と伝えた。
フィリピンの台風被害が甚大です。
やはり物資不足による略奪も起きているようで、一刻も早い治安の安定化が望まれます。
各国支援を発表していますが、個人で出来ることと言ったら募金が上げられます。
早速色々なところで専用の義援金口座が作られ募金を募っているのですが、窓口が多すぎやしないでしょうか?
赤十字、国境なき医師団、日本ユニセフ協会(ユニセフとついているけど提携している民間の団体)や小規模なNGO、NPOも多数存在します。
一体どこを窓口にしたらいいのかと悩むところです。
こういった団体は募金で運営しているわけですが、もちろん活動には経費がかかることを理解しなければなりません。
人が動けば人件費もかかります。それはわかるのですが、日本ユニセフ協会のホームページを見ると、役員報酬で1,800万円以上計上されていてあれ?と少し思いました。→参照
そして寄付金を集めるのは結構なのですが、検索広告もここまで必要だろうかと感じました。
上の画像の赤い部分はすべて広告です。
この広告枠は単語ごとに設定出来て、クリックされたら○○円という方式の広告です。
募金を増やすために広告は必要なのかもしれませんが、果たしてそこまで必要なのかと少し考えてしまいました。
直接フィリピン大使館へ
FacebookとTwitterでどこの窓口へ募金しようかとつぶやいたところ、フィリピン大使館の窓口を紹介していただきました。
→Help For Super Typhoon Yolanda Victims(日本語で表示されます)
今回はこちらに募金してきました!
もちろん大使館だからすべて有効に使われるというわけではないんでしょうが、募金後はもはや信じるしかないので、信じることにします。