国民なめてる。
三宅博議員の神質疑
12月3日、衆議院総務委員会で日本維新の会の三宅博議員が質疑に立ちました。
まさに神質疑ですね。
内容はと言えば、最近話題?のNHKについてです。
序盤は先日も取り上げたJAPANデビュー問題なので、この部分は割愛します。
以前のブログと動画をご覧下さい。
→<NHK1万人訴訟>NHKが差別表現で歴史的敗訴
17分頃からNHKの人件費について質問が行われるのですが、ひどいものです。
海上保安庁は人員が12,636人で、全予算が1,732億円となっています。
全予算ですから、人件費はもとより船を作ったりするお金も含まれてこの金額です。
一方NHKはどうかと言えば、人員が10,354人で、1,819億円となっています。
「あれ?あまり変わらないじゃないか」と思いましたか?
この1,819億円は「人件費のみ」というところがぶっ飛んでいます。
平均年収は余裕の1,000万円超えです。
海上保安庁の全予算=1,732億円
NHKの人件費のみ=1,819億円
おかしいでしょ・・・
これに対してNHKの松本会長は、NHKはマスコミ業界の中で人権確保に努めている。そしてNHKの勤務は厳しい。従って一定の給与レベルがないと人材確保が難しいと述べています。
この答弁を聞いた三宅議員は次のように一喝します。
NHKの仕事は他の仕事と違ってきついんだとかね、そんなんどこがきついんですか?
きつい仕事であんな仕事するんでしたら、する必要ないですよそんなもん
本当にそのとおりだと思います。
ていうか海上保安庁にそれ言えるの?
外国籍職員を国籍別で把握していない?
NHKは公共放送のくせに外国人でも内部に入り込めると言う謎の組織です。
これについても三宅議員は突っ込みました。
回答はNHKの国吉専務理事です。
国吉専務理事
公共放送を支える人材という事で、人物本位の採用というのを行っておりまして、国籍を特に問題にしているということではございません。で、外国籍の職員につきましては、採用時に在留資格などの確認の為に国籍を個別に確認しておりますけれども、それを比較するとか○×※(←意味不明)、国別に正確に把握しておりません。
いやいや、おかしいでしょ。
日本の為の公共放送なのですから、国籍も重要になってきます。
それより日本の為に、公共放送の為にと思う人間であれば日本国籍を取得すると思うのですが、外国籍のままというのは考えなければいけません。
確認しているのですから数はすぐに出せるはずです。
この国吉さんは一体何しに総務委員会に来たんですか?国民なめてるんですか?
受信料滞納も把握出来ていない
三宅議員は最後に受信料の問題に言及します。しかし受信料滞納の金額を質疑したところ、福井専務理事は「手元に資料がないからわからない」とこの人も一体何しにきたんだと言う回答でした。
これはひどい。
こんなのが公共放送を自負し、やくざのように受信料を徴収しているのです。
三宅議員は受信料滞納について、NHKの放送内容や体質、給与について抗議の意味も込めて支払ってはいないのではないかとの考えを示しました。
結論としてとして「NHKは解体したほうがいい」として質疑をしめました。